組織・教員一覧
田村 昌彦Tamura Masahiko
人間健康福祉学部 人間社会学科 准教授
- 自己紹介・学生へのメッセージ
-
私たちが日常的に行っている判断(意思決定)は何を基準に,どのように行われているでしょうか。また,それらの判断は正しい,あるいは,効率的でしょうか。
たとえば,私たちは何らかの規則性を予想し,それが正しいかどうかを確認(検証)する際に,予想にあった具体的事例ばかりを使って確認する傾向があることが知られています(確証バイアス)。しかし,偏りのある検証では,正しい答えを導くことが出来るとは限りません。
このような私たちの特性(傾向)を学ぶことで,私たち自身への理解を高め,それを私たちの生活(社会)に還元できるようになるよう,一緒に考えていきましょう。 - 担当科目
-
- 心理学概論Ⅰ
- 人間社会学概論
- 心理学研究法
- 心理学実験Ⅰ・Ⅱ
- 神経・生理心理学
- 知覚・認知心理学
- 感情・人格心理学
- 基礎演習Ⅱ-b
- 専門演習Ⅰ・Ⅱ
- 卒業研究論文
- 学歴
-
- 立命館大学文学部心理学科 卒業
- 名古屋大学大学院情報科学研究科メディア科学専攻博士前期課程 修了
- 名古屋大学大学院情報科学研究科メディア科学専攻博士後期課程 単位取得満期退学
- 学位
-
- 博士(情報科学)
- 職歴・研究歴
-
- 2012年4月 名古屋大学大学院情報科学研究科 共同研究員(2014年3月まで)
- 2014年4月 立命館大学文学部 特任助教(2019年3月まで)
- 2019年4月 立命館大学 専門研究員(2022年3月まで)
- 2019年4月 京都府立医科大学医学部 非常勤講師(2023年3月まで)
- 2022年4月 立命館大学 客員研究員(現在に至る)
- 所属学会
-
- 日本心理学会
- 日本認知科学会
- 研究分野
-
- 実験心理学
- 認知心理学
- 認知科学
- 主な著書・論文
-
- 世代や思考様式が食品および添加物の知識獲得に与える影響の検討(共著)消費者行動研究,28,1-26,2022
- 眼球運動が洞察問題解決における固着形成・解消に与える影響の検討(共著)心理学研究,84(2),103-111,2013年
- 洞察問題解決における類推的手掛かり利用の検討(共著)認知科学,18(2),299-313,2011年
- 仮説検証過程における確信度更新と検証系列:情報獲得モデルによる検討(共著)認知科学,17(1),2010年
- 学内の担当校務
-
- 入試・募集委員
- 教務委員
- 情報ネットワークシステム運営委員会委員長