産官学連携事業の骨まで食べられる干物(魚)(商品名:まるとっと)が、第9回「ものづくり日本大賞」の四国経済産業局長賞を受賞しました。
まるとっとは、平成22年度愛媛県産学官連携共同研究開発事業「高齢者、障害者参加型によるQOL向上食品開発研究」として、産「株式会社キシモト」、官「愛媛県産業技術研究所」、学「聖カタリナ大学」が連携を図り、高齢者施設・障害者施設・聖カタリナ大学で試食を繰り返しながら「食べやすさ」「おいしさ」「調理のしやすさ」などを検証し、改良を重ねて開発されました。
なお、2020年3⽉、「まるとっと」を宇宙⾷向けに開発した「スペースまるとっと」がJAXAの「宇宙⽇本⾷」に認証されました。⼲物の宇宙⾷認証は日本初です。
第9回「ものづくり日本大賞」受賞者決定について;「四国経済産業局長賞」(四国経済産業局) (meti.go.jp)
「ものづくり日本大賞」とは
「ものづくり日本大賞」は製造・生産現場の中核を担っている中堅人材や伝統的・文化的な「技」を支えてきた熟練人材、今後を担う若年人材など、「ものづくり」に携わっている各世代の人材のうち、特に優秀と認められる人材を顕彰するものです。本賞は、経済産業省、国土交通省、厚生労働省、文部科学省が連携し、平成17年より実施しており、今回で9回目を迎えます。