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2024/10/02

看護学科の学生がマレーシアで2週間の海外研修プログラムに参加

 看護学科の15名(4年生1名と3年生14名)が、マレーシアの地で2週間(2024年 9月2日~9月13日)の海外研修を体験しました。この海外研修は国際看護学演習の科目として実施され、本学と協定大学を締結しているマーシャ大学(マレーシア)から提供されたプログラムです。
 マーシャ大学は大学の中央入口に横断幕を掲げて歓迎をくださり、歓迎会では、マーシャの学生たちが踊りを披露していただきました。
 大学内で開催されたプログラムには、①英会話レッスン、②マレーシアの保健医療体制の講義、③シミュレーションセンター紹介(医師)、④静脈注射の管理や医療機器に関する講義(看護学科教員)、⑤リスク管理の講義(理学療法学科教授)、⑥マッサージとテーピングの講義(理学療法学科教授)、⑦スポーツ/ゲーム(スポーツ学科)がありました。本学の学生は、マーシャ大学の学生に対して日本の文化、松山の町、そして本学の看護学科をプレゼンテーションしました。
 大学外のマレーシアの保健医療施設も視察しました。MAHSA病院、クアラルンプール病院、プリンスコート病院の3病院、地域の施設として、アベニュースペシャリストクリニック(専門医クリニック、透析外来、リハビリテーション外来)、エイジケア(高齢者施設)、パヤジャラス村(児童養護施設)を視察しました。
 その他、バドゥ洞窟、ペテロナスツインタワー、世界遺産の町(マラッカ)なども視察しました。お別れのパーティーでは、本学学生は浴衣着用で松山野球拳おどりを披露しました。また、2週間のプログラムの様子を動画で放映していただき、最後はマレー語と日本語で蛍の光を合唱しました。
 この研修によって、学生たちは、国際文化交流が行え、語学力を向上させて、国際感覚を習得することができました。また、多国籍国家のマレーシアで、マレーシア人、インド人、中国人、パキスタン人、インドネシア人などと交流しました。英語を話すことに抵抗があった学生たちが、マーシャの学生と英語で会話し、買い物などの生活の場で話せるようになりました。また、価値観、民族性、歴史的背景に基づく保健医療体制、衣食住を実際に肌で感じ、日本との違いを理解することで国際感覚という広い視野を身につけることができました。