資料求

資料請求

お問合せ

お問合せ

新着情報

2024/09/20

2024年度 聖カタリナ大学看護学部看護学科主催 「臨地実習指導に関する研修会」を開催

テーマ「心理的安全性が保たれた実習環境とは~学生がイキイキ学ぶために~」

 2024年9月12日(木)に、「心理的安全性が保たれた実習環境とは~学生がイキイキ学ぶために~」と題して、「臨地実習指導に関する研修会」を開催いたしました。講師は、昨年度に引き続き、看護職教育の専門家である、愛媛大学医学部附属病院総合臨床研修センターの内藤知佐子先生にお願いいたしました。

 今年度の研修会は、臨地実習施設から22名、本学教職員・大学院生29名の計51名が参加いたしました。講義では、Z世代の特徴や内発的学習意欲を高めるための人材育成のコツなど、臨地実習指導者や教員が現代学生とどう向き合っていけばよいのかを学び、グループワークでは、学生との関係づくりや、臨地実習指導者と学生のかかわりの場面をロールプレイングしながら、学生の心理的安全性が保たれた実習環境を整えるとはどういうことかを学習しました。午後から開催した2時間半の短い研修でしたが、非常に充実したひと時を共有できたと感じております。

 臨地実習指導者からは、「ワクワクした研修だった。このような実習にしていきたい」「変わらないといけないと思うところがたくさんあった」「グループワークなど自ら体験することでより理解ができた」などの声が聴かれました。教職員からも「自分の指導力不足を感じていたが、学生の居場所づくりは行えていたのだと分かった」「ワークの中で指導者さんの意外な一面を知り、自分の事も知ってもらい、仲を深められた」「どのように学生たちが育っていくか、我々も成長するか、未来が楽しみになった」など、普段の指導・教育を振り返る機会となり、指導者-教員の距離も近づき、さらには、今後の看護学実習の展望が開けた貴重な時間となったようです。

 ご多忙の中、研修会にご参加くださった皆様、ならびに素晴らしいファシリテーターである講師の内藤先生に厚く御礼申し上げます。