8月29日(木)~8月31日(土)に福岡大学にて開催されました、日本体育・スポーツ・健康学会第74回大会において、中川雅智 准教授、今城 遥 助教が発表した演題「異学年合同授業による保健科模擬授業が省察の変容に及ぼす影響」が、保健専門領域の発表賞を受賞しました。
この研究は、本学教育職員免許状取得のための開講科目である「保健体育科教育法Ⅰ~Ⅳ」の授業を対象に行われている研究の一つで、「保健体育科教育法Ⅱ(2年次)」と「保健体育科教育法Ⅳ(3年次)」の合同授業で実施された模擬授業が、学生の省察(リフレクションシート)の記述にどのような影響を与えているか、といったことを明らかにしています。全国の小規模大学が抱えている課題の一つである少人数での模擬授業を、複数学年で実施することによって解消できるかを検証する研究の一つであり、現在もその取り組みは進行中です。
この研究が教職課程を履修している学生の深い学びや教師効力感の向上に繋がり、教職への就職率が高まるよう教職課程委員会としても継続して取り組んでいきたいと思います。
2024/09/14