大学院 看護学研究科 看護学専攻

実践と研究活動を支える3つの特長
- 県内初!認定看護管理者
対応カリキュラム - 国公立よりもリーズナブルな学費!
- 松山市駅から徒歩1分!の立地
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2025/02/19
2024年度聖カタリナ大学大学院看護学研究科修士論文発表会を開催しました
- トピックス
- 卒業生
- 保護者
- 地域企業
- 在校生
- 大学院
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2025/02/19
2024年度聖カタリナ大学大学院看護学研究科研究計画発表会開催
- トピックス
- 卒業生
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- 在校生
- 大学院
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2025/02/19
第19回 全国児童館・児童クラブ大会えひめ」ボランティアに参加しました
- トピックス
- 卒業生
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- 在校生
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2025/02/17
【看護学科】第62回愛媛マラソンボランティアに参加しました(看護学科学生)
- トピックス
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- 地域企業
- 在校生
- 大学院
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2025/02/13
ペットボトルキャップ回収実績のご報告(学生ボランティアセンター)
- トピックス
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- 地域企業
- 在校生
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2025/01/27
2024(令和6)年度 聖カタリナ大学大学院看護学研究科FD研修会を開催
- トピックス
- 卒業生
- 保護者
- 地域企業
- 在校生
- 大学院
保健医療福祉における
連携・協働を推進し、
地域包括ケアの中で役割を
発揮できる研究能力と
高度な看護実践能力を備えた
人材の育成
本大学院は、地域包括ケアの推進と構築を支えるための学術的基板に基づく高度で知的な素養を養うとともに研究的視点を持ち、地域に浸透して自身の専門性を活かしたケアを構築しながら保健医療福祉分野で指導者・管理者・教育者として貢献できる高度専門職業人を育てます。
メッセージ看護を紡ぎ、看護学の未来を拓く
2017年4月、聖カタリナ大学松山市駅キャンパスに看護学科が誕生して8年、地域に支えられ、地域に貢献できる看護職の育成に努め、2022年4月からは大学院看護学研究科の扉を開きました。
本研究科では、建学の精神である「愛と真理」を基盤とし、保健医療福祉における連携・協働を推進し、地域包括ケアシステムの中で役割を発揮できる研究能力と高度な看護実践能力を備えた人材の育成を目指しています。そのため、3分野7領域の専門分野を設け、県内では初となる大学院看護管理コースを設置しました。認定看護管理者セカンド/サードレベルの内容を包含するカリキュラムで学び、看護管理に関連する修士論文研究によって、創造的に組織を発展させる力を身につけましょう。
看護系大学院が数多く存在する中で、私たちはカタリナの精神である『地域の人々とともにある』ことを大切にし、『看護の知』を探究していきます。多様化する地域社会の健康上の課題を追求し、日々の看護実践を通して蓄積されている看護の知と技を地域の人々のニーズに合わせて紡ぎ、磨き、そして、地域の人々のよりよく生きる力に還元することができる看護学の未来を拓いていきたいと思います。
看護学研究科長 野村美千江



修士論文発表会の様子
教育分野
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1療養支援看護学分野
地域包括ケアシステムの中で多職種・多機関と連携を図りながら、臨床と在宅を繋ぎ、療養支援における看護実践上の課題を見出し、継続的で質の高い看護学の構築を目指します。
■ 老年・在宅看護学領域高齢者とその家族の健康課題(生活・認知機能低下等)や看護・介護に関するケアおよびその評価、多職種連携の在り方に焦点を当て、療養支援の場における看護を探究します。
■ 精神看護学領域個人・家族・社会の精神保健上の健康課題と向き合います。心と身体を切り離して考えることなく、人や場、関係性を全体的に捉え、回復・成長に向けて支援する看護を探究します。
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2特定実践支援看護学分野
病院や地域において、子どもから大人までを対象として、健康課題の解決や予防看護、看護専門職の人材育成の観点から質の高い看護学の構築を目指します。
■ 成人看護学領域成人期にある人と家族を対象にする領域です。急性期から終末期のあらゆる局面において、障害・疾病の状態や状況に応じた、日常生活の健康課題についての看護を探究します。
■ 成育看護学領域妊産褥婦および子どもと家族を対象とし、子どもを健やかに生み育てる過程における対象の身体的・心理的・社会的な健康課題の解決や予防看護の観点で看護を探究します。
■ 地域・公衆衛生看護学領域全てのライフサイクルの個人・家族、健康な人々、地域・組織を対象とし、課題解決や健康づくりに貢献できる実践的な観点から地域・公衆衛生看護を探究します。
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3看護管理・看護教育学分野
看護管理・看護教育学分野は、看護管理上の課題達成に繋がる現象の意味を探求するとともに、看護学生・看護職者の職業的発達を支援する看護教育学研究に取り組みます。
■ 看護管理学領域看護管理学領域は、質の高い組織的看護サービスを提供するために、看護管理実践の場で起こっている現象と向き合い、研究成果を現場に還元することを目指します。
■ 看護教育学領域看護教育学領域は、看護の質向上に貢献できる看護学生・看護職者を育成するため、その職業的発達、および看護学教育上の課題解決に焦点をあてた研究の産出を目指します。
保健医療福祉分野の
プロフェッショナルを目指した
カリキュラム
- 指導教員とテーマ
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研究指導は、以下の専任教員が担当します。
療養支援看護学分野<< 左にスクロール
領 域 研究指導教員 主な研究指導テーマ 老年・在宅
看護学領域教授
西田 佳世・糖尿病や認知症がある壮年期から老年期の人の療養支援に関する研究
・回復期にある人のリハビリテーション看護に関する研究
・エンドオブライフケアおよび看取りに関する研究教授
二宮 寿美・在宅療養をしている高齢者およびその介護を担う家族介護者の支援やストレスに関する研究
・効果的な地域・在宅看護論実習の実施・評価に関する研究精神看護学
領域教授
中平 洋子精神障がいを持ちながら生きる方及び家族への看護に関する研究 教授
宮武 信枝・全人的看護の基礎である人間の尊厳とキリスト教的人間観の研究
・患者・家族・医療チームそれぞれの人間性と人生をめぐるケアの研究
・いのちとこころに直面し、優れたケアを実践してきた人間像の研究<< 左にスクロール
領 域 研究指導教員 主な研究指導テーマ 成人看護学
領域教授
三木 佳子・生涯において健康・生活・機能障害を持つ人を対象にした研究
・成人期にある患者の症状マネジメントに関する研究成育看護学
領域教授
梶原 恭子・マタニティサイクル期にある女性への健康支援に関する研究
・歴史から見た妊産婦支援と助産師のかかわりに関する研究
・助産師および助産師教育の歴史的変遷に関する研究教授
川島 美保・子どもと家族を取り巻く健康課題及び看護に関する研究
・小児保健及びペアレンティングに関する研究
・小児看護専門職の課題や教育に関する研究地域・公衆
衛生看護学
領域教授
野村 美千江・地域の健康づくりや疾病予防、地域の防災・減災に関する研究
・地域組織に関する研究
・地域保健分野の人材育成に係る研究教授
村岡 則子・援助職の人材育成に関するスーパービジョンを含めた教育的手法
・地域における多文化共生とローカルガバナンスに関する研究准教授
中川 雅智主に若年者(幼児から大学生)の生活習慣、特に運動についての健康課題やその解決に向けた教育方法に関する研究 - 開講科目
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授業科目及び単位数
(非):非常勤講師
<< 左にスクロール
区分分野 授業科目 配当年次 必修 選択 担当教員 共通科目 地域医療特論 1前 2 二宮 寿美、永井 康徳(非) 看護情報活用特論 1後 2 西田 佳世、藤田 比左子(非) 医療社会学特論 1・2前 1 田村 周一 キリスト教人間学特論 1後 1 宮武 信枝 カウンセリング特論 1後 1 坂原 明 看護理論特論 1前 2 川島 美保、三木 佳子、
中平 洋子、野村 美千江看護倫理学特論 1前 1 相原 ひろみ(非) ヘルスケアシステム特論 1・2後 2 野村 美千江、村岡 則子 看護研究方法特論 1前 2 三木 佳子、西田 佳世、
川島 美保、二宮 寿美、
岡田 ルリ子保健医療統計学特論 1後 2 田村 昌彦 必修科目9単位、選択科目3単位以上 専門科目 療養支援看護学分野 難病看護学特論 1・2前 1 秋山 智(非) エンドオブライフケア特論 1・2後 1 西田 佳世、中橋 恒(非) 老年・在宅看護学特論 1前 2 西田 佳世、釜野 鉄平、
二宮 寿美老年・在宅看護方法特論 1後 2 精神看護学特論 1前 2 中平 洋子 精神看護方法特論 1後 2 中平 洋子、白柿 綾 特定実践支援看護学分野 がん看護学特論 1・2前 1 香川 由美子(非) 成人看護学特論 1前 2 三木 佳子、寺尾 奈歩子 成人看護方法特論 1後 2 成育看護学特論 1前 2 梶原 恭子、川島 美保、
増田 裕美成育看護方法特論 1後 2 川島 美保、梶原 恭子、
増田 裕美地域・公衆衛生看護学特論 1前 2 野村 美千江 地域・公衆衛生看護方法特論 1後 2 野村 美千江、中川 雅智 看護管理・看護教育学分野 看護管理学特論 1前 2 酒井 淳子、児島二美子(非) 看護管理方法特論 1後 2 看護教育学特論 1前 2 岡田 ルリ子、永易 裕子 看護教育学方法特論 1後 2 主として専攻する看護学領域の特論と方法特論の計4単位、それ以外から3単位以上 研究・演習科目 特別研究Ⅰ 1通 4 西田 佳世、 梶原 恭子、 野村美千江、 三木 佳子、 宮武 信枝、 岡田ルリ子、 中平 洋子、 二宮 寿美、 川島 美保、 村岡 則子、 中川 雅智、 酒井 淳子、 永易 裕子、 増田 裕美、 寺尾 奈歩子、 白柿 綾 特別研究Ⅱ 2前 3 特別研究Ⅲ 2後 4 必修科目11単位 合計30単位以上 - 修了要件
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2年以上在学し(最長4年)、修了所要単位数30単位以上を修得し、かつ必要な研究指導を受けた上、当該修士課程の目的に応じた修士論文の成果の審査及び最終試験に合格すること。
- 長期履修制度
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長期履修制度は、就労や育児・介護、その他やむを得ない事情等の理由で、通常の2年間の修業年限での単位修得が難しい場合に、在学期間を3年間または4年間まで延長し、修了に必要な単位を修得して学位取得を行う制度です。この制度により、自身のライフスタイルに合わせて、柔軟に履修や研究を進めることができます。
この制度を利用する場合は、指導教員と相談の上、出願時に申請を行う必要がありますが、入学後、在学期間中に変更が可能です(1回限り)。なお、授業料については、標準の修業年限である2年間に支払うべき授業料総額を各自が設定した修業年限である3年または4年で分割した額を各年度に支払います。
この制度により、キャリアを中断することなく、多様なライフスタイルを持つ院生が学業を進めやすくなり、学習機会が拡大されることを期待しています。 - 履修モデル
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履修モデル *特別研究は、指導教員と合意の上、平日の昼に実施可能
<< 左にスクロール
2年間で修了
予定の場合1年次 平日(週2日程度)の夜および土曜日・夏休み中に授業 2年次 平日(週2日程度)の夜および土曜日に特別研究 3年間で修了
予定の場合1年次 平日(週2日程度)の夜および土曜日・夏休み中に授業 2年次 平日(週1日程度)の夜または土曜日に授業 3年次 平日(2週に1日程度)特別研究 4年間で修了
予定の場合1年次 平日(1日程度)の夜、および土曜日に授業 2年次 平日(1日程度)または土曜日に授業 3年次 平日(週1日)または土曜日に特別研究 4年次 平日(2週に1日)または隔週土曜日に特別研究 - 修士論文一覧
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2024(令和6)年度修了生
「中堅看護師の資格取得の有無とキャリア・プラトーとの関係について 一専門看護師・認定看護師資格の観点から一」
「水害被災地の住民リーダーと支援者が考える静穏期に必要な「つながり」 一災害に強い地域づくりに向けて一」
「療養行動に困難さを抱えている高齢独居2型糖尿病患者に関わる熟練看護師のベストプラクティス」 -
2023(令和5)年度修了生
「心理的安全性の形成に関する看護師長の自己評価尺度の開発」
「中山間地域に在住する要支援高齢者の社会活動と主観的幸福感の関連」
「壮年期がん患者の家族役割の調整と困難に影響するビリーフ」
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2024(令和6)年度修了生

大学院修了証書学位記授与式の様子
修了生の声
自分の疑問に向き合い、成長に繋がる2年間
私が大学院に進学しようと思ったきっかけは、臨床現場ではメンタルヘルスの不調を引き起こし休職者や離職者が増えており、看護管理者として何か心理的アプローチが出来ないかと模索していた際に、本学大学院が開校され入学を希望しました。
在学中の2年間は、仕事と学業の両立は簡単ではなく、疲労困憊な日々も多々ありましたが、新たな気付きと学びを得られる充実した時間でした。同級生や先生方とのディスカッションでは、様々な考えに触れ、自分の視野が広がるのを感じることができました。特別研究では「心理的安全性」をテーマに自分の疑問と丁寧に向き合い、多角的な視点で尺度開発に取り組むことができました。寝る間を惜しみつつ取り組んだ履修課題や研究も成し遂げた達成感は大変貴重であり有意義なものです。これらのことは、自身の成長に繋がったと感じています。今後は大学院での学びを活かし、臨床現場で日々精進しさらに貢献できるように努力したいと思います。
大学院看護学研究科
2022年度入学(第1期修了生)
宇髙 さとみ
(松山市民病院)
自己を省察し、看護を探求する -自らの看護実践の紡ぎ直し-
これまでの看護人生を振り返る中で、自身の行ってきた看護は本当に正しかったのか、これから求められる看護職としての存在価値や意義について自問自答していたところ、聖カタリナの精神である「地域の人々とともに」を柱にした『看護の知』の探究を目指した大学院の新設に惹かれ入学を決意しました。現職を続けながらの学生生活への不安はありましたが、就業継続が可能な学修環境のもと、2型糖尿病をもつ独居高齢者の療養支援に関する研究に取り組み、2025年3月に無事、修士の学位を取得することができました。
本大学院で出会った仲間は、かけがえのない存在であり、そして何よりも心強かったのが、先生方の存在です。看護や研究テーマについて語らう時間は実りあるものでした。修了した今は、学会発表に向けた準備をしています。今後も省察を繰り返し、聖カタリナ大学大学院の修了生としての誇りをもって、看護を探求し続けていきます。
大学院看護学研究科
2024年度(第2期修了生)
鈴木 里枝
(聖カタリナ学園高等学校看護科専攻科専任教員)
「自分を見つめ直す時間」
私は、看護教育者として自分を見つめ直すために大学院への入学を決意しました。振り返れば、大学院での日々は瞬く間に過ぎていきました。それほど、新たな知見の獲得や深化を目指し、自分の研究課題に向き合った時間は、とても充実していたのだと思います。仕事と学業との両立は、想像していた以上に困難を感じることもありましたが、それ以上に尊敬する先生方や同輩とのかけがえのない出会い、家庭的であたたかな雰囲気に包まれながら先生方や同輩との議論した日々は、私にとっての財産です。
今後は、「あなたの隣人を大切に」を心に、培った研究的視点や研究で得られた成果を地域へ還元し、看護専門職として看護学の発展のために尽力をつくして参ります。
今日までご指導してくださいました学長先生をはじめ、諸先生方、学生生活を支えてくださった職員の皆様、共に学び励ましあってきた同輩に、心から感謝申し上げます。
大学院看護学研究科
2024年度(第2期修了生)
船津 綾子
(聖カタリナ大学看護学部)
在学生の声
「自らのキャリアアップの土台を築くために」
現在、松山赤十字病院に勤務しながら、本学に通学し、看護教育学分野を専攻しています。本学を選択した理由は、職場から近いこと、私立大学でありながら学費が公立と差がなかったこと、教育学分野が新設されたことの3点でした。
勤務しながらの大学院生活へ踏み出すのにとても勇気がいりましたが、看護について、また看護教育について深く学びたいという思いが強くなり、自らのステップアップのため、大学院入学を決意しました。私は長期履修制度を利用し、自らの時間も確保しながら無理せず、学びを進めています。
しかし、強い思いを持ち入学しても、やはり壁にぶち当たることもありました。そんな時、様々な学生を指導された先生方に相談し悩みを聞いていただき、その都度解決し1年間終了することができました。2年目からは研究が本格的になり不安もありますが、頑張っていこうと思っています。それぞれ専門分野に特化した先生がおり、研究に集中するための環境も整っているので、残りの大学院生活を楽しみながら研究に取り組んで行きたいと考えています。
大学院看護学研究科
2024年度入学(第3期生)
八束 由紀
(松山赤十字病院)
- パンフレット

松山市駅キャンパス

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