研究所
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キリスト教研究所
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キリスト教研究所は、1995年4月1日付けをもって、大学に付置して設置されました。
キリスト教研究所設立の趣旨は、竹島幸一初代所長の言葉を借りれば、「何よりも先ず、本学、全聖カタリナ学園の建学の精神の維持、深化、活性化の清冽な源泉となるべきもの」で「本学園はキリスト教的世界観、ドミニコ会の精神、聖カタリナの模範、キリスト教的文化事象、日本の善き文化伝統を建学の精神の根本基盤とし、現代社会の要請、世界史的時代趨勢、いわゆる時の印を凝視し、それに応じながら発展していくもの」であり、「根本基盤の中でも、キリスト教的世界観の深化、明確化を主目的とするもの」となります。研究所は年1回研究報告として『研究所紀要』を、また年1-2回の『研究所所報』を発行しています。
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人間文化研究所
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文化という言葉は、多くの意味を含んでいます。たとえば文化生活という言葉で代表されるように、「居心地の良い、住みやすい」といった生活の利便性という意味があります。この文化は、生活のあらゆる場面に使われている言葉です。また、精神文化という言葉もあります。これは、その生活している人々の社会が一定の決まりや、構造を持っており、そのもとで人間として生きるもとになることです。したがって、文化は、日常生活や精神生活をよりよくさせ、生きるもとになっていると言えましょう。
聖カタリナ大学、同短期大学部は、この文化に基づいて作られた大学・短期大学部です。大学は人間健康福祉であり、そこでは人間の幸せを追求する文化を扱っています。また短期大学部は、保育という子育て文化を培うところです。いずれにしても、すべて人間を基盤にしています。そして、文化は人間が造り出したものですから、私たちの研究所を人間文化研究所と名づけ、1995年4月1日に発足しました。
研究所では年5・6回、多くの市民や地域の人たちに私たちの活動を知っていただくため、文化に関わるテーマでフォーラムを催しています。また、人間文化研究所の紀要を年1回発行しています。 -
研究所フォーラムについて
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キリスト教研究所・人間文化研究所では、学外の方々にも自由に参加していただける『研究所フォーラム』を毎年開催しています。ぜひお気軽にご参加ください。