インターンシッププログラム
インターンシップは、学生が自らの専攻を含む関心分野や将来のキャリアに関連した就業体験を行い、その仕事に就く能力が自らに備わっているか(自らがその仕事で通用するかどうか)を見極める機会となります。インターンシップ参加期間の半分以上の日数を職場での就業体験に充て、研修先からはご指導と終了後のフィードバックをいただきます。
-
大学コンソーシアムえひめ
インターンシップ・プログラム -
愛媛大学・松山大学・松山東雲女子大学・松山東雲短期大学・聖カタリナ大学合同で「大学コンソーシアムえひめインターンシップ部会」を運営し、愛媛県を中心とした企業・事業所への学生のインターンシップ参加を促しています。同部会は「採用と大学教育の未来に関する産学協議会」のインターンシップ概念に準拠しています。
聖カタリナ大学では、「大学コンソーシアムえひめインターンシップ」プログラムに参加するために授業を設定しています。少人数教育のよさを活かし、前期15回の丁寧な指導、後期には報告会と振り返りを行い、就職活動にも備えています。
インターンシップ受入先愛媛県内の一般企業を中心に、地方公共団体、NPO法人、大学などさまざまな受入先があります。
インターンシップ・スケジュール
インターンシップ(「インターンシップI」人間社会学科)
- 4月~7月
-
「インターンシップI」授業受講(3年生前期開講、週1回全15回)
*インターンシップ研修に向けた事前学習・準備(自己分析、業界企業研究、ビジネスマナー講座など)を行います。 - 6月
-
インターンシップ合同説明会(5大学合同)
*インターンシップ受入先事業所から、研修内容についてのプレゼンテーションを受けます。 - 7月
-
インターンシップ先決定
*事業所と学生とのマッチングを行い、インターンシップ先を決定します。 - 8月~9月
-
インターンシップ研修
*事業所において、夏休み期間中の5日~2週間程度(事業所ごとに異なる)でインターンシップ研修を行います。 - 11月
-
インターンシップ研修報告会および振り返り
*研修先事業所をお招きし、学内で研修報告会を開催します。学生一人ひとりが研修先での業務内容や感想・反省点を発表し、研修における学びを全員で共有します。
また、事業所からの評価を教員から学生に個別でフィードバックし、課題や強みを把握した上で、就職活動に備えます。
インターンシップⅡ(人間社会学科)
- 9月~2月
-
「インターンシップⅡ」授業受講(3年生後期開講、週1回全15回)
*夏期研修後のフォローアップを充実させ、学びの定着と就活の準備(インターンシップの振り返り、業界・職種研究、自己PR、グループディスカッション講座など)を行います。
-
インターンシップ参加学生の声
-
インターンシップ研修報告書より学生の声を抜粋
- 10日間のインターンシップ研修の中で、仕事に対する見方が変わりました。仕事は生活の為にするものだという考えが強く、やりがいは少しあれば良いなと思うくらいでした。研修先の職員の皆様が利用者の方と接しているところを見て、やりがいを持って仕事をしているのだなと自然に感じました。安全面や衛生面に気をつけながら、楽しく仕事をしておられる姿を見て、多くの刺激を受けました。
- 今回のインターンシップ研修を通して幅広い年齢層に接客販売できるようになり、その際の細かな注意点などアドバイスを頂き、より多くの知識を学ぶことができました。百貨店ならではの知識も多く、社会人として必要なマナー講習など上質なサービスに携わることができました。
- お客様に”ありがとう”と言われたとき、とても嬉しかったです。今まで「働く」ということに関して、お金をもらうためという考えがどこかにありました。しかし、お客様に対する気配りや心配りを教えていただくなかで、それ以上に大切なことに気が付きました。
- お客様対応において知識も必要ですが、それ以前にコミュニケーション能力が必要不可欠だと思いました。お客様の要望をきちんと聞いてそれに応えたり、一緒に悩み、探したりする事が顧客満足に繋がる事を学びました。
-
健康スポーツインターンシップ
(健康スポーツ学科) -
地域で活躍する愛媛マンダリンパイレーツ及び愛媛FCアカデミーと連携した就業体験プログラムでは、広報活動や地域貢献イベントの企画、公式戦運営時のアシスタント業務を体験し、さまざまなニーズで問題への対応能力を磨きます。また、将来、健康運動指導士や健康運動実践指導者として働くことを希望している学生は、愛媛県内のスポーツクラブやスポーツ施設における就業体験プログラムを準備しています。スポーツ施設の管理や窓口業務、対象者への運動指導補助などを体験しており、健康スポーツに携わる基礎を身につけます。